皆さん、筋トレ頑張ってますか?
とりあえず質問ですが、「私、筋トレしてこんなに筋肉ありますよ」とアピールする際にどこを見せていますか?個人的には2つの筋肉を見せている傾向があるなと感じています。
それが…、「腹筋」と「腕」です。とはいっても腹筋に関しては、おなかが割れている「シックスパック」になっている人ではないとほぼ見せてアピールすることがないと思います。
ただ、「腕」の筋肉に関しては、特に男性は幼少期の時に「力こぶ」を見せて筋肉ありますよアピールをしたことがある人が多いのではないでしょうか?
という事で今回は腕の筋肉の中から「力こぶ」でおなじみの「上腕二頭筋」について簡潔にお話ししていこうと思います。
「上腕二頭筋」とは?
まずは「上腕二頭筋」について説明していきます。
「上腕二頭筋」とは、人間の「上肢」の筋肉の事を指し、「肘関節」を屈曲した際に良く浮き出る筋で通称「力こぶ」と呼ばれています。よく上腕二頭筋を魅せることは「力強い男性」のイメージを作り出し、アメリカンコミック(アメコミ)の「ポパイ」や「ボディビル」のポーズなどによく見られます。
その名の通り、筋肉の起始部が「長頭」「短頭」に分かれており、長頭は「肩甲骨関節上結筋」から起こり、大部分は「橈骨粗面」に停止(一部は尺骨の「前腕筋膜」に停止)します。短頭は「肩甲骨鳥口突起」から起こり、停止部は長頭と同様です。
作用は前腕の「屈曲」と「回外(肘を90度固定して手のひらを上に向ける動作)」を行います。屈曲時は「上腕筋」「烏口腕筋(うこうわんきん)」などと強調して働きます。「ドアノブ」や「ネジ」が右回りに作られているのは前腕の回外時に出る力が上腕二頭筋によって「回内」時よりも力が出やすいのが理由とされています。
上腕二頭筋を鍛える「メリット」
次に上腕二頭筋を鍛える「メリット」について説明していきます。
日常動作の向上
上腕二頭筋は「肘を曲げる」動作や「手首を回す」動作に関与しています。上腕二頭筋を筋トレで鍛えることで、重たいものを「持ち上げる」ことや、硬いビンの蓋を「開けられる」ようになったりと日常生活のメリットが数多くあります。
また、上腕二頭筋を鍛えることで、「握力」の向上も期待できます。
シンプルに腕力は使用頻度が高いので鍛えるメリット大きいと思います。
筋トレの効率化
上腕二頭筋の筋トレは「ほかの筋肉」にも良い影響を及ぼします。
例を挙げると、「広背筋」を鍛えるための「懸垂」では、力こぶも同時に鍛えることができます。上腕二頭筋が強くなることで、広背筋にもより強い刺激を与えることができます。
というように上腕二頭筋は、他の筋肉の筋トレにも必要な筋肉なので、筋トレの全般の効率を良くするメリットがあります。
パフォーマンスの向上
上腕二頭筋はどんなスポーツにおいても必要な筋肉です。
柔道で相手をつかんで引き寄せたり、ラケットを振る動きなどに関与します。
上腕二頭筋の筋トレを行うことで、動きの「質」が向上し、「スポーツパフォーマンス」の向上が期待できます。
他にも野球でバットを振る動きやボールを投げる動きにも補助的に関与します。
主体として使用されることは多くないですが、多種多様な動きの質を向上させてくれます。
ケガの防止・疲れにくい体
「ものを持つ」時に上腕二頭筋の筋肉が強ければ、腰などの「関節」への負担軽減が期待できます。特に重たいものを持つときは、上腕二頭筋の力が無ければ「ケガ」をする可能性が高くなるので、鍛えておきたい筋肉ではあります。
また、筋肉量が増えると体全体の「疲労回復」にも役立ちます。
まとめ
今回は「上腕二頭筋」について簡潔にお話しさせていただきました。
上腕二頭筋がどういう筋肉で、鍛えるとどういったメリットがあるのか理解できたかと思います。
私は今現在、筋量を増やすために筋トレを頑張っているのですが、「胸筋」を鍛えるのにも「背筋」を鍛えるのにも腕の筋肉を使うので、より強くしていく為にも腕のトレーニングは欠かさず行っていきたいと感じました。
皆さんも、今回の記事を参考にして筋トレに励んでください!
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