「サバ」についての話

皆さん、最近「」食べてますか?

今回は「青魚」系の記事を書こうと思い、何にしようか悩みましたが、「青魚といえばコレだろ!」という事で…

今回は、「サバ」についてお話ししていこうと思います。

「サバ」とは?

まず始めに「サバ」とはどういう生き物なのか、説明していきます。

サバ)」とは、スズキ目サバ科のサバ属・グルクマ属・ニジョウサバ属などに分類されている魚の総称です。世界各地で食べられており、日本近海では「真鯖まさば)」「ゴマ鯖」「グルクマ」「二条鯖ニジョウサバ)」の計4種類が見られています。

日本の太平洋各地で水揚げされている鯖は「」が旬で、「秋サバ」と称されており、太平洋沿岸を回遊する鯖は、伊豆半島沖で春ごろに産卵し、餌を食べながら北上します。特に北海道沖での海域は「プランクトン」が豊富にあり鯖は丸々と太りますが、脂肪分は皮と身の間などに貯められて、身に均等に回っていません。

このサバが「産卵」のために南下を始める時期が「9月~10月」頃であり、その時期のサバは「脂肪」が身に入り込み、身も引き締まって風味は格段に上がります。特に八戸沖で水揚げされている「戻りのサバ」は最良とされています。

ちなみに九州沿岸で水揚げされているサバは、「」が旬で俗に「寒サバ」とも呼ばれています。

サバの「栄養素」

次にサバに含まれている「栄養素」について説明していきます。

タンパク質

以前の記事にも掲載している「タンパク質」はサバにも含まれています。

タンパク質」は筋肉や骨などの体の材料になるため、成長期の子供や筋肉をつけたい方に欠かせない栄養素です。

サバは「必須アミノ酸」がバランスよく含まれている良質なタンパク質です。この必須アミノ酸は体内で作ることができないので、必ず食事から摂取する必要があります。

前述のような体の材料にもなるので、毎日摂取することが大切です。

EPA(エイコサペンタエン酸)

魚油」に多く含まれている「n-3系脂肪酸」の一種で、「血栓」の予防や「高血圧」の予防に効果が期待できます。さらに、「善玉コレステロール」を増加させて、「悪玉コレステロール」や「中性脂肪」を減らす効果も期待できます。

DHA(ドコサヘキサエン酸)

これも魚油に多く含まれている「n-3系脂肪酸」の一種で、「血流」を良くする働きがあり、「動脈硬化」の予防改善効果が期待できます。また、「」を活性化せて記憶力を良くする効果があり、「認知症」の予防改善にも効果が期待できます。

ビタミンD

魚介類やキノコ類に多く含まれている「ビタミンD」は「カルシウム」の吸着を高める骨の健康に欠かせない栄養素です。「免疫力」をアップする効果も期待できます。

過去の記事にも記述した様に「」には酸素を全身に運ぶ「赤血球」を作るの為に欠かせない「ミネラル」であり、筋肉内に酸素を取り込む働きもあり、不足してしまうと酸素を上手く取り込めずに「筋肉低下」や「疲労」を起こす原因にもなります。

体内で吸収されにくい栄養素の一つですが、「ビタミンC」を含む食材と一緒に摂ることで吸収率がアップします。

亜鉛

亜鉛」には、細胞を作り成長を促す働きがあり、「美肌」や「」を保つためにも欠かせない栄養素です。

また、「インスリン」や「性ホルモン」の合成にも関わっています。さらに、亜鉛は舌の表面の「味蕾」にある「味を感じる」細胞を作る働きがあり、不足すると「味覚異常」の原因になります。

まとめ

今回は「サバ」についてお話させていただきました。

サバがどんな生き物でどういった栄養素が含まれているのか、理解できたのではないでしょうか?

私も定期的ですが、サバを食べるようにしていて特に「サバの塩焼き」が好きでよく食べています。体に良いので食べてはいますが、「食べすぎ」にもよくないので気を付けて食べてほしいです。

皆さんもこの記事を参考にして、食事に気を付けていただけると幸いです。

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