皆さん、筋トレ頑張ってますか?
前回の記事では「大腿四頭筋」についてお話させていただきました。下半身の中で最も大きい筋肉であり、たくさんのメリットがあったことが理解できたかと思います。
今回は下半身の筋肉第2弾という事で「大殿筋」についてお話ししていこうかなと思います。
「大殿筋」と言われてどこの筋肉なのかわかりますか?知っている人もいるかもしれませんが、ここで改めて知っておきましょう。
「大殿筋」とは?
まず始めに「大殿筋」とはどんな筋肉なのか説明してきます。
「大殿筋(大臀筋とも書く)」とは、ほ乳類の「臀部(お尻)」に存在する「臀筋(でんきん)」の内の1つで、その名の通り臀筋の中では最大代の筋肉だとされています。表皮から見ると大殿筋の下に「中臀筋」その下に「小臀筋」という筋肉が存在します。
人間は「直立二足歩行」をするので、四足歩行をする「サル」などに比べると大殿筋が発達しています。これは人間に「臀裂(でんれつ)」や「臀溝(でんこう)」がみられる要因の一つとされており、人間では股関節の「伸展」や「外旋」を行います。浅部は「腸骨稜」「上後腸骨棘」「仙骨」及び「尾骨」から起こり、深部は「後臀筋線」の後ろの「腸骨翼」「仙結節靭帯」で終わりますが、下部は「臀部粗面」で終わります。
大殿筋を鍛える「メリット」
次に大殿筋を鍛えること起きる「メリット」について説明していきます。
腰痛の改善
筋トレやスポーツに打ち込んでいる人や、長時間のデスクワークなどで「腰痛」に悩んでいる人は多いかと思います。
腰痛とは関係がないように見える大殿筋ですが、実のところ、腰痛に関連する筋肉が下半身に多くあります(例:腸腰筋、腰方形筋など)。
大殿筋を鍛えることで、足の疲労も軽減され、腰回りや膝の負担も軽減されることが期待できます。
パフォーマンスの向上
大殿筋の機能が上がると、下半身の「安定感」が生まれ運動能力の向上が見込めます。
足を動かす動作に関与している筋肉なので、多くの場面での「パフォーマンス向上」が期待できます。
特に、股関節を伸ばす動きが関わっているので、「飛ぶ動き」を強化したい人にはお勧めです。あら夕る種目のアスリートが下半身のトレーニングを必ず取り入れているのはそのためです。
姿勢改善
他の筋肉にも言えますが、大殿筋の力が弱いと、「正しい姿勢」で立つことが難しくなります。
姿勢が悪いとスタイルが悪く見えるのと、疲れていて老けている印象になってしまう事もあります。
そのため鍛えることで、正しい姿勢を楽に保てるようになり、見た目も良くなります。
まとめ
今回は「大殿筋」について簡潔にお話させていただきました。
大殿筋の構造や鍛えることで起きるメリットについて、理解できたかと思います。
私自身、腰回りが少し弱いのですが、今回の記事を書くときに調べてみて、普段行っている下半身のトレーニングメニューを少し変更してみてもいいなと思いました。
皆さんも、トレーニングメニューは載せていませんが、あくまで知識として見ていただけると幸いです。
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