前回の記事で「果物」についてお話しさせていただきました。どういった定義でどのような種類があるのか理解できたかと思います。
という訳で、今回から果物について記事を投稿していくわけですが…、「肉」の時も「魚」の時も「野菜」の時も悩みました(全部悩んでいるんかい!)。悩んだ結果、私が最近一番よく食べている果物について投稿することにしました。
それは…、「バナナ」です。「筋トレ」をする1時間くらい前に摂るようにしています。栄養価が高くて部活動に打ち込んでいた学生時代では大会の合間に良く食べていたことがあります。何なら人生で1番といっていいほど食べていた果物だったと思います。
という事で、今回は「バナナ」について簡潔にお話ししていこうと思います。
「バナナ」とは?
皆さんも知っている「バナナ」ですが、どんな食べ物なのか改めて知るために説明していきます。
「バナナ」とは、バショウ科バショウ属のうち、「果実」を食用としている品種群の総称またはその果実の事を指します。別名「甘蕉(かんしょう)」「実芭蕉(みばしょう)」とも呼ばれています。「東南アジア」原産で、いくつかの原種から育種された「多年性植物」です。熱帯~亜熱帯の地域出会い倍されている「トロピカルフルーツ」です。品種によっては熟すまでは「毒」を持つものもあります。
古くから日本では「芭蕉」と呼ばれていました(ちなみにあの有名な「松尾芭蕉」の名前は門人の李下からバナナ(芭蕉)の株を贈られて、大いに茂ったことにちなむそうです。)。
「食用果実」として非常に重要で、2009年の全世界での年間生産量は生食で「9581万トン」、料理用で「3581万トン」で、総計が「1億3262万トン」にのぼります。アジアやラテンアメリカの熱帯域で大規模栽培がされているほか、東アフリカや中央アフリカでは「主食」として小規模ながら広く栽培がおこなわれています。
また、バナナの「花」を料理に使用する地域もあり、「葉」を皿替わりにしたり、包んで蒸すための材料にするほか、「屋根」の材料に使用されるなど幅広く使われています。
バナナの「メリット」
バナナを食べることでどのような「メリット」が得られるのでしょうか?
得られるメリットは以下の通りです。
むくみの解消
バナナに含まれている「カリウム」には、体内にたまった過剰な水分を「排出」する働きがあります。
そのため、バナナを食べることにより、体の「むくみ」を改善するのに効果的だとされています。
脂肪がたまりにくくなる
バナナには「血糖値」の急激な上昇を抑える「食物繊維」が1本あたり「1.1g」含まれています。そのため、食後の血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。
すると、血糖値を下げる「インスリン」の分泌量が抑制されて、体内に「脂肪」がたまりにくくなると考えられています。
腸内サポート
バナナに含まれている「食物繊維」によって、腸管の「ぜん動運動(食道から直腸までの「消化管運動」)が活性化されて、食べ物の「消化」「吸収」を促進します。
バナナの「デメリット」
バナナは食べることで前述のようなメリットがありますが、食べ過ぎては「デメリット」が発生します。
食べ過ぎて起きてしまう「デメリット」は以下の通りです。
体の冷え
温暖な気候で発育するバナナには、「体温を下げる」働きがあります。
そのため、朝からバナナを食べすぎると、体が「冷える」可能性があります。
人間の体は1℃低下すると、「免疫力」も低下すると言われており、全身が冷えてしまうと…
- 「代謝機能」が低下し、肥満体型になる。
- 慢性的な「疲労感」「倦怠感」を自覚しやすくなる。
といった恐ろしい可能性があります。
太る
バナナは1本につき、糖質が「21g」程度含まれているため、食べ過ぎてしまうと「太る」可能性があります。
また、糖質が多いバナナを過剰に食べ過ぎてしまう事で、肝臓にも大きな負担がかかり、「脂肪肝」を引き起こす危険もあります。
不整脈や結石
食べ過ぎてしまう事で、バナナに含まれている「カリウム」による「高カリウム血症」を発症させ、「不整脈」を引き起こしてしまう恐れがあります。
また、バナナには「シュウ酸」という成分が含まれているため、食べ過ぎによって「尿路結石」を発症するケースもあります。
まとめ
今回は「バナナ」についてお話させていただきました。
バナナがどんな食べ物なのか、メリットやデメリットについて理解できたかと思います。
私は筋トレの1時間前に摂ってはいますが、何かの拍子に何本も食べてしまう恐れがあるので、気をつけながら食べたいと思いました。バナナ…好きなんで!
皆さんも今回の記事を参考にして食べていただけたら、幸いです。
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