皆さん、「芋」は好きでしょうか?
嫌いという人はほとんどいないのではないでしょうか?芋にもたくさんの種類があり、栄養素も多少異なっているかと思います。
今回は芋の中でも特にポピュラーな「ジャガイモ」について簡潔にお話ししていこうと思います。
「芋」とは?
「ジャガイモ」について説明する前に「芋」の定義について簡潔に知っておきましょう。
「芋」とは、「植物の根」や「地下茎」といった「地下部」が肥大化して養分を蓄えた「器官」または、特に「デンプン」を蓄積する受容器官を地下に形成し、その地下部位を利用する植物の事を言います。ただし、肥大化しても「デンプン蓄積」の少ないものやでんぷんの利用に「加工」を要する「葛」や味が異なる「クワイ」などは含めません。
イモ類の多くは「熱帯原産」ですが、温帯で「無霜期間」を利用して収穫ができる「ジャガイモ」などは温帯でも栽培されています。多くの芋は「多年草」で種子から育てると「1年以内」に芋が大きくなりません。「種芋」から育てて1年以内で収穫が可能になるのが普通ですが、「コンニャクイモ」のように「数年越し」で育てる芋もあります。
「食糧」として栽培されているほか、「飼料」「加工用」「工業用」にも栽培されており、「土地生産性」が高く、他にでんぷんを生産する植物群に比べて単位面積当たりの人口扶養力が高いです。「穀類」と比較すると、条件が整えればイモ類の方が栽培が比較的容易になりますが、繁殖をするのに「栄養器官」を用いているので、種子繁殖の穀類に比べると「大規模栽培」には適さないとされています。
「ジャガイモ」とは?
「芋」についての定義が理解していただけたかと思うので、次は「ジャガイモ」について説明していきます。
「ジャガイモ」とは、南アメリカのアンデス山脈原産のナス科ナス属の「多年草」の植物です。別名「馬鈴薯(ばれいしょ)」とも呼び、世界中で栽培されています。
「デンプン」が多く蓄えられている地下茎が芋の一種として食用されており、「揚げる」「蒸す」「茹でる」「煮込む」などの調理をするほか、「コロッケ」や「ポテトチップス」などの「加工食品」にもされており、でんぷん原料としても需要があります。保存がきくので「野菜」として扱われている一方で、「主食」としてもなりえる重要な食材でもあります。
ジャガイモの「毒」
そんな「野菜」としても「主食」としても活躍できるジャガイモですが、きちんと処理をしないと「毒」を摂取してしまいます。
ジャガイモには、「ポテトグリコアルカロイド」と称されている「ソラニン」や「チャコニン」「ソラマリン」「コマソニン」「デミツシン」といった有毒な「アルカロイド配糖体」を含みます。これらはジャガイモ全体に含まれていますが、品種や大きさにバラつきたあり、特に「緑色」になった皮の部分や芽、果実に多く含まれています。「毒性」が強いので、葉および芋を除いた茎は食用になりません。
食べる際には、芽や緑色を帯びた皮を取り除き、「長期保存」された芋では、皮を「厚く」剥いて調理したほうが良いです。
ジャガイモの「栄養素」
次にジャガイモに含まれる「栄養素」について説明していきます。
ビタミンC
「ビタミンC」は、「水溶性ビタミン」の一種で、水に「溶けやすい」性質を持っています。
ビタミンCには、「抗酸化作用」があり、「活性酸素」を抑えるため、「老化防止」に役立ちます。ただし、種類によっては含まれている量が異なります。
ビタミンB2
「ビタミンB2」は、水溶性ビタミンの一種ではありますが、他の水溶性ビタミンと比較すると「水に溶けにくい」といった特徴があります。
ビタミンB2には、成長を促進するため「髪」や「皮膚」などを作る働きがあるだけでなく、「脂質」や「糖質」の代謝を促進します。
また、「ビタミンB2」と「ビタミンC」は「熱に強い」ため、「加熱調理」と相性が良いです。
淡水化物
「炭水化物」は「三大栄養素」の一つで、体や脳を動かす「エネルギー源」になる栄養素です。
ただし、「過剰摂取」してしまうと、「肥満」の原因にもなるので、注意が必要です。
このほかにも…
今回紹介した栄養素の他にも以下のような栄養素が含まれているので、気になった方調べてみてください。
- ビタミンB6(アミノ酸の代謝の補助)
- ナイアシン(酵素の働きを助ける)
- パントテン酸(副腎皮質の合成)
- 食物繊維(腸内環境を整える・糖尿病予防)
- カリウム(むくみ予防・高血圧予防)
- マグネシウム(生活習慣の予防)
- 鉄分(皮の部分。貧血予防)
- クロロゲン酸(皮の部分。脂肪肝の予防)
まとめ
今回は「ジャガイモ」についてお話させていただきました。
少しでも「ジャガイモ」についての知識が得られたのではないでしょうか?
最近、日本では「米」が量が少なくて買えない人がいます。主食としての役割を持つ「米」が買えなくなった時に、「パン」や「麺」などもありますが「ジャガイモ」にしてみてもいいかもしれませんね。
皆さんもこの記事を参考にしていただけたら幸いです。
コメント