今回は、馬肉の希少部位や内臓系についてお話ししていきたいと思います。前回の記事では、馬肉の代表的な部位について詳しくご紹介しましたが、今回はさらに深掘りし、一般的にはあまり知られていない希少部位や内臓系の部位についてご紹介します。
馬肉は、栄養価が高くヘルシーな食材として知られていますが、部位によってその味わいや食感が大きく異なります。特に希少部位や内臓系は、その独特の風味と食感が特徴であり、一部の愛好家にとっては非常に貴重な部位とされています。
希少部位
まずは、馬肉の希少部位についてお話ししていきます。これらの部位は、通常の部位に比べて流通量が少ないため、食べる機会が限られていますが、その分、特別な味わいを楽しむことができます。
1. サガリ
馬のサガリは、横隔膜の一部であり、牛肉のハラミに相当する部位です。非常に柔らかく、適度な脂肪が含まれているため、ジューシーな味わいが特徴です。刺身や焼き肉として楽しむことができ、その柔らかさと旨味が特に魅力的です。
2. フタエゴ
フタエゴは、馬の肋骨周りの肉で、三層になっていることからその名が付けられました。脂肪と筋肉が交互に重なり合っており、焼き肉や煮込み料理でよく使用されます。脂身が多いですが、しつこさはなく、むしろその甘みが際立つ部位です。
3. リードヴォー
馬のリードヴォーは、胸腺の部分で、非常に柔らかくクリーミーな食感が特徴です。牛や豚のリードヴォーと同様に、フランス料理などで高級食材として扱われることが多く、繊細な風味が楽しめます。焼き物やソテーとして調理されることが一般的です。
4. ミスジ
ミスジは、肩甲骨周りの希少な部位で、1頭から少量しか取れないため非常に貴重です。柔らかくて脂が少ないため、刺身や焼き肉で食べられることが多いです。口の中でとろけるような食感が特徴で、特に肉の旨味をじっくりと楽しむことができる部位です。
5. コーネ
馬のコーネは、たてがみの部分に位置し、独特の食感を持っています。非常に脂肪が多く、コリコリとした食感が特徴で、刺身として食べられることが多いです。見た目は白く、脂身ですが、特有の甘みと柔らかな食感が楽しめます。
内臓系
続いて、馬肉の内臓系の部位についてお話しします。内臓系は一般的な肉と異なり、独特の風味や食感を持つため、好みが分かれることがありますが、栄養価が高く、特にビタミンやミネラルが豊富です。
1. レバー
馬のレバーは、肝臓の部分であり、他の動物のレバーに比べてクセが少なく、食べやすいのが特徴です。鉄分やビタミンAが豊富で、健康志向の方にも人気があります。刺身や焼き物として提供され、滑らかな食感と濃厚な旨味が楽しめます。
2. ハツ
ハツは、馬の心臓の部分で、脂肪が少なく、コリコリとした食感が特徴です。刺身として食べられることが多く、さっぱりとした味わいが特徴です。栄養価も高く、特にタンパク質が豊富です。
3. タン
馬のタン(舌)は、牛タンに似た食感を持っており、焼き肉や刺身として楽しむことができます。非常に柔らかく、噛むほどに旨味が広がる部位で、特に焼き物としての人気が高いです。
4. ガツ
ガツは、馬の胃の部分で、特有のコリコリとした食感が楽しめます。さっぱりとした味わいが特徴で、刺身や焼き物、煮込み料理に使われます。消化器系の部位であるため、脂肪が少なくヘルシーです。
5. ヒモ
馬のヒモは、小腸部分で、特に焼き肉やホルモン焼きとして人気があります。噛むとジューシーな脂が広がり、旨味が強いのが特徴です。独特の食感と風味があり、ホルモン好きにはたまらない部位です。
6. フワ
馬のフワは、肺の部分で、非常に柔らかく、軽い食感が特徴です。焼き肉や煮込み料理で楽しむことができ、その軽さから多くの量を食べられるのが魅力です。栄養価も高く、特にビタミンCが豊富です。
まとめ
今回は、馬肉の希少部位や内臓系についてお話ししました。これらの部位は、一般的な肉に比べて風味や食感が独特であり、栄養価も非常に高いです。希少部位は、その限られた量から特に贅沢な部位として扱われ、内臓系は栄養補給の観点からも非常に優れています。
馬肉は、部位ごとに異なる風味を楽しむことができ、特に今回ご紹介した希少部位や内臓系は、特別な機会や好みに合わせて選ぶことができます。次回は、さらに馬肉に関する調理法や楽しみ方について詳しくお話ししていきたいと思います。馬肉の魅力を存分に味わっていただけると幸いです。
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