主食の一つ「麺」。それは素材や国によって様々な種類があり、身近にあるものや見たことも聞いたこともないものなど数多くあります。
今回は、「麺」について簡潔にお話ししていこうと思います。
「麺」の定義
まずそもそも「麺」とはどんなものを指すのか。ここで改めて知識として知っておきましょう。
「麺」とは、穀類の粉(小麦粉、そば粉、米粉や豆など)やでんぷんに水と塩などを加えた「生地」を細く長く成形した「加工食品」の事を指します。ただし、細長い形状をした加工食品であれば原料によらず「麺」と名付けられて提供される場合もあります。
穀物を主原料とする麺は主食とされる場合が多いです。様々な調味料やグザイ、副菜とともに食されるが近年、麺の生地にビタミンやミネラル、食物繊維などを練りこんで栄養バランスを確保する製品も開発されている。
「麺」の名前の由来
「麺」という字は中華圏の「麺(麵または面)」に由来し、小麦粉そのもの、または小麦粉を練って作った食品の事を指していた。日本に伝来したのは奈良時代頃と考えられており、当時は「唐菓子」と呼ばれて仏教儀式などに用いられていました。
また、英語で小麦粉に水を加えて調製したものを「ドウ」といい、これを応用した料理は薄く伸ばして餡などを包んだ料理(ダンプリング)と、切る、伸ばす、ちぎる、穴や型から押し出すなどの方法で成形した料理(ヌードル)に大別される。日本語の「麺」は後者に相当するものを指します。
「麺」の種類
原材料や製法によって形を変える「麺」。今回は私たちに馴染み深い麺をいくつか消化していこうと思う。
中華麺
小麦粉を原料としている中国発祥の麺の一種。かん水を使用して作られることが必須であり特徴であるが、現代では別の原料で代用されることがあります。
主な料理は「ラーメン」「焼きそば」「担々麺」等数多くあり、そのバリエーションも非常に高い。
パスタ
イタリア料理で用いられる主要な麺食品の総称です。その種類や形が多種多様で、乾燥パスタはゆでてパスタソースと会えるだけで調理ができるので、世界的に普及した食材でもあります。
主な料理を紹介したいところですが、あまりにも多いので別な記事にて改めて紹介していこうと思います。
春雨
緑豆またはでんぷんを原料としてつくられる「澱粉質商品」の一種。
日本では「中華サラダ」や「春雨スープ」などが馴染み深い。
そば
日本を代表する穀物のソバの実を原料とするそば粉を用いて作られた料理。中華そばと対比で「日本そば」、「和そば」という表現が用いられているほか、「沖縄そば」との対比で「ヤマトそば」と呼ばれていることもあります。
年中食べられているが、縁起担ぎのために大晦日の夜に食べることが風物詩にもなっている。
食べ方も様々なので、こちらも別の記事にて紹介していく予定です。
この他にも…
今回紹介した麺以外も多くの麺がありますが、なじみがないものもあるので後日別の記事にてそれぞれ単体で紹介していきます。
まとめ
今回は「麺」についてお話しさせていただきました。
いくつか紹介させていただきましたが、より詳しく別の記事でも書く予定ですので是非チェックしてみてください!
コメント