最近、「地震」が多いですね。皆さんの地域は大丈夫ですか?いつでも避難できるように準備できていますか?
という事で、今回は「地震」について改めて知っていこうという事で簡潔にお話ししていこうと思います。
「地震」とは?
ここで「地震」とは何なのか、知っておきましょう。
「地震」とは、地球の地下に存在する「プレート」と呼ばれている岩盤のずれによって発生します。「海のプレート」に引きずり込められた「陸のプレート」の先端が跳ね返っておきる地震を「海溝型地震」、プレートが押し合ってプレート内の岩野壮が崩れて起きる自信を「内陸型地震」といいます。
大きな揺れの地震では、家屋などの倒壊や土砂崩れなどの「土砂災害」、また「津波」が発生する危険が高まります。
余談ですが…
ちなみに調べた中で、「地震」は2つの意味で用いられるそうです。
- 「地震学」における定義:地球表面を構成している「岩盤(地殻)」の内部で、硬く密着している岩石同士が、「断層」と呼ばれている破壊面を境目にして、急激にずれ動くことを言う。これによって大きな地面の振動が生まれ、これを「地震動」といいます。
- 大地のゆれ:「地震動」の事で一般的にはこちらも「地震」と呼ばれています。「地震(なゐ降る)」という語句は『日本書紀』にも見え、その他古文書の記録にも登場しますが、これらは今日の「地震学」における「地震動」の事で、また「大地震」「小地震」などの共に「震度」の程度を表すものでもありました。
「地震発生」のきっかけ
地震発生までのメカニズムは徐々に明らかになってはいますが、地盤や岩盤にたまった「応力の解放」を促している引き金(トリガー)が何なのかはほとんどが謎のままになっていて、はっきりとした特定はなされていなく、様々な説が展開されています。
この引き金に関しては、「相関性の比較」により統計学的に相関を見出すことは可能であるが、それが「因果関係」であるのかを同定するのは地震学的な研究に頼るもので、分野が少し異なります。
地震予知
「地震発生」を事前に「予知」することで、被害を軽減する試みは、古くから行われてきました。
数十年からス百年単位での長期的な発生予測は、従来の地震学の知識をもとにして行われています。一方、数か月から数時間単位で地震を予知する短期的な予測は、一般的に困難とされています。
長期予測
「地震観測網」の発達により、地震の発生頻度が統計的に分析できるようになった結果、地震の発生頻度と地震の規模はほとんどの場合、「グーテンベルグ・リヒター測」という2人の学者によって見出された法則に従うことで判明しています。これにより、統計データから算出される小規模の地震の発生頻度を基に、より大規模な地震の発生確率を計算することができます。しかし、大規模になるほど発生確率が低くなるため、長期的な発生確率を示すことしかできず、いつ発生するかを予知することはできません。
また、この法則に従うという事は、地震の規模が「ランダム」に決まることを意味し、そのことは、地震の予知が「不可能」であることを示唆している。
短期予測(予知)
「短期予測」に関しては、多種多様な手法が試みられています。有名なものでは、ギリシャの「VAN法」、前震の検知(中国の海城地震で成功した)などがありますが、常に利用できる手法ではないです。
また、東海地震発生直前に発生すると予想されている「プレスリップ(前兆すべり)」を検出する方法もあります。一方で現時点では科学的根拠に乏しい「宏観異常現象(こうかんいじょうげんしょう)」による「地震予知」も試みられています。
また、仮に地震予知の手法が確立した場合、それを「だれ」が「どのように」行い、「いつ」「どのように」発表されるのかという事も、現状では「東海地震」における「地震防災対策強化地域」などが限られた地震・地域においてしか定まっていなく、「混乱」が発生する事態も考えられます。
まとめ
今回は「地震」の「定義」と「発生のきっかけ」と「予測」について簡潔にについてお話しさせていただきました。
調べていくと、ほかにもたくさんの事があって1つの記事でまとめるのが大変になるので、分けて後日別な記事でお話しさせていただきたいと思います。
皆さんもいつでも動けるように「備え」と「知識」を身に着けていただければ幸いです。
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