「鶏肉」についての話#3

前回、鶏肉の基本的な部位についてお話ししました。そしてその前には、鶏肉自体がどんな食材で、どのような栄養価があるのかを中心にお話ししてきました。今回は、その続きとして、鶏肉の内臓系の部位珍味として知られている部位に焦点を当てていきたいと思います。これらの部位は、一般的な肉に比べてあまり知られていないかもしれませんが、特有の食感や風味が魅力で、料理においても幅広く活用されています。それでは、内臓系の部位を詳しく見ていきましょう。

内臓系の部位

鶏肉の内臓には、レバー(肝臓)、ハツ(心臓)、砂肝ぼんじり(尾の付け根)、白子などがあります。これらの部位は、一般的にスーパーや焼き鳥店でも見かけることが多く、風味豊かで食感が異なるため、多くの料理愛好家に好まれています。

レバーは、鶏の肝臓で、鉄分が豊富なため貧血予防に役立つと言われています。独特の風味があり、焼き鳥として食べられることが多いですが、パテにしても美味しいです。また、ビタミンAも豊富に含まれているため、視力や肌の健康にも良い影響を与えます。

次に、ハツは鶏の心臓の部分で、食感がコリコリしているのが特徴です。焼き鳥として食べるのが一般的ですが、炒め物や煮込み料理にも適しています。ハツは高たんぱく低脂肪で、ダイエット中の人にもおすすめの部位です。

砂肝は、胃にあたる部分で、これもコリコリとした食感が特徴です。低カロリーで、噛みごたえがあり、よく焼き鳥や炒め物に使われます。また、食物繊維も多く含まれているため、消化を助ける働きも期待できます。

ぼんじりは、尾の付け根に位置する部分で、脂がたっぷり乗った部位です。脂っぽいですが、カリッと焼くと旨味が凝縮され、他の部位とは違った満足感を味わうことができます。少し独特な香りがあるため、好みが分かれることがありますが、好きな人にはたまらない部位です。

その他の食べられる部位や珍味

内臓系の部位以外にも、鶏には珍しい食材として使われる部分があります。例えば、鶏の軟骨(なんこつ)はコリコリした食感があり、焼き鳥や唐揚げとして人気があります。特に首の部分にある軟骨は、噛み応えがよく、ビールのお供としても人気です。

また、鶏の卵巣精巣も珍味として知られています。卵巣は、まだ卵が成長途中の段階で食べられる部分で、独特の食感と濃厚な味が特徴です。精巣は、白子と呼ばれ、クリーミーで非常に柔らかい食感が楽しめます。これらの部位は、食文化によって珍重されることもあり、特定の地域や料理店でしか味わえないことが多いです。

さらに、鶏の頭(とさかや爪)も食べられることがあります。特に鶏の爪は、アジア料理でよく使用され、煮込みや揚げ物にされて提供されます。コラーゲンが豊富で、美肌効果が期待できるとして、女性にも人気があります。

まとめ

このように、鶏肉は一般的な部位だけでなく、内臓系や珍味としての部分も多く、栄養価が高く、さまざまな料理に使える優れた食材です。風味や食感も部位ごとに大きく異なり、それぞれの魅力を楽しむことができます。次回は、これらの内臓系や珍味を使った具体的な料理例や、調理法についてお話ししていきたいと思います。この記事が、鶏肉の多様な部位に興味を持つきっかけとなれば幸いです。

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